固定電話と携帯電話
ほとんどのスイス国民が固定電話と携帯電話を所有している。携帯電話に関しては、スイスは、世界で最も早くモバイル通信方式の5Gを導入した国のひとつである。携帯電話回線の利用率は平均以上に高まりをみせ、徐々に固定電話からの転換が進んでいる。

ほぼ100%の国民が携帯電話を所有しており、携帯電話の利用率は世界最高レベルである。これは携帯電話とインターネットの集中と優れた携帯電話網によるものである。3つの国営のモバイルネットワークが有する2万を超える送信設備が通信方式GSM、3G/UMTS、4G/LTEおよび5Gを通じて言葉やデータのやり取りを可能にしている。Opensignal社が行なったある調査によると、2022年、スイスは5Gの普及率で世界トップを誇っている。
モバイル通信の市場は自由化されており、顧客を獲得しようと多くのサービスを売り込んでいる。業界のトップはSwisscomで、多くの株を国が所有する株式会社である。後を追うのがSunrise社とSalt社である。
基本的供給としての固定電話回線
携帯電話も固定電話も自由市場に任されている。しかし、国は、固定電話回線の基本的な供給を保障しているが、固定電話の代わりにますます多くの携帯電話が使用されている。現在、固定電話加入者数は2000年のほぼ半分となっている。
テレコミュニケーションのキャパシティは、銅線に代わり光ファイバーが導入されたことにより明らかに大きくなった。さらに伝送技術の分野も進歩し、従来のアナログ方式やISDNは、IP電話に替わった。