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公開日 2024年3月19日

再生可能エネルギー

スイスにおける再生可能エネルギーの分野では、電力や地域暖房への転換が焦点となっている。スイスでは、数十年にわたり水力発電が最大の再生可能エネルギーであり、特に電力生産に用いられてきた。環境熱、バイオマス、風力、特に太陽エネルギーなど、いわゆる「新」再生可能エネルギーは、その利用を推進する取り組みの拡充のおかげで 近年、目覚ましい台頭を見せている。

アルプス山脈の高地にある大規模な太陽光発電所。

「エネルギー戦略2050」によって再生可能エネルギーが強力に推進され、急速にその重要性を増している。総エネルギー消費量に占める再生可能エネルギーの割合は現在3分の1弱である。これは今後さらに大幅に引き上げられる見込みである。適切な広報キャンペーン、金銭的な奨励策、技術革新を促す研究への支援が、エネルギー転換を前進させている。

1990年以降、総エネルギー消費量に占める再生可能エネルギーの割合は大幅に増加している。この割合は2006年まで横ばいで推移していたが、その後急速に増加した。2024年には総エネルギー消費量に占める再生可能エネルギーの割合は約30%に達した。この割合は、欧州連語平均(25%弱)を上回ったものの、首位を走るスウェーデン(63%)やフィンランド(約52%)には遠く及ばない。

スイスにおける再生可能エネルギーの分野では、電力や地域暖房への転換が焦点となっている。スイスでは、数十年にわたり水力発電が最大の再生可能エネルギーであり、特に電力生産に用いられてきた。環境熱、バイオマス、風力、特に太陽エネルギーなど、いわゆる「新」再生可能エネルギーは、その利用を推進する取り組みの拡充のおかげで 近年、目覚ましい台頭を見せている。

スイスにおける再生可能エネルギーの分野では、水力、木材、太陽熱、環境熱などの一次エネルギーの供給源を、電力や地域暖房に変換することが焦点となっている。スイスで生産される再生可能エネルギーの中で、最も多く使われているのは約60%を占める水力で、次いで20%弱の木材、さらに、割合は大きく下がるが、廃棄物の利用、環境熱、太陽光、バイオ燃料、バイオガス、風力が、割合を減らしながら続く。後者のいわゆる「新」再生可能エネルギーは、電力、熱、燃料の供給において、ますます用いられるようになっている。スイスでは、再生可能エネルギーは主に発電に使用されており、その割合は80%に達している。

スイスの総発電量に占める割合はまだ小さいものの、太陽光発電は、絶対量としてはほかのどの「新」再生可能エネルギーよりも増加している。この傾向は、一般消費者向けとや産業界向けの両方の用途において続いている。この分野における可能性は尽きない。今後、平野部のでの発電力が落ち込む冬季であっても高い生産量を維持できるため、高地太陽光発電所は将来的に特に重要な役割を果たすことになるだろう。バイオマスも利用が進むと見られるが、その水準は低い状態に留まる見込みである。バイオマスは、燃料として、暖房、燃料、電力など、さまざまな用途に利用することができる。しかし、スイスでは、家庭の生ゴミや農場の糞尿、不要となった木材などの有機廃棄物しか処理しないため、生産できる量には限りがある。

住宅やその他の建物での暖房・給湯に使用される再生可能エネルギーの割合は、現在50%未満である。しかし、過去10年で新築の建物の4分の3にヒートポンプが使用されたことにより、地域暖房や木質エネルギー、太陽熱の割合と共に、今後再生可能エネルギー利用の割合は増加すると考えられる。

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